gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

納屋

土壁を鋸南の不動産屋さんに探していただいたら、蔵ではなく、納屋が見つかった。

 

以前ぼくの母親の実家には大きな納屋があって、農機や農具が仕舞ってあった。

 

きっと、母親が小さいころはそこで遊んだりしたのだろう。

 

光が小さな隙間から入ってきて、きれいだったのを覚えている。

 

そして、忘れることのない土の匂い。

 

アフリカ・ケニアへ行ったときに、ナイロビの街中でこれと同じ匂いを嗅いだのを鮮明に憶えている。

 

ぼくたちが土の匂いから離れて暮らすようになったのはいつからだろう。

 

SOTOCHIKUは、かつての匂いを取り戻す結果をももたらすことができるだろうか?