gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

働かないでいい時代

ぼくらが感性のための仕事を突き詰めている一方で、78億人の生活を物理的に支えることがAIなどの技術によって可能になるのか、が今後の人間生活のカギを握っている、と感じている。

 

現在、大量の食糧がゴミとなって廃棄されているが、食うために働いているという前提でみれば、すでに働かないでいい人間の数は相当数いるということだろう。

 

無理やり仕事を用意することなんてナンセンスだ。食えるなら、カネを稼ぐための仕事をする必要はない。その分、介護をしたり、養育をしたり、人間として必要なコミュニケーションの時間にしたり、ボランティアでなければ成立しないような活動に従事したり、社会のために自由に自分を使えばいい。

 

ぼくは無人島で暮らすことに憧れがあるが、「好きな本を3冊持って、ちょっと1年間トライしてくる」なんていうのもよい。

 

豊かな時空間を手に入れる前提が見えてきているのではないか?