一月万冊で、どうして自民党がコロナの第3波が到来したにもかかわらず、GO TOキャンペーンを止めないのかというテーマの番組があった。
安冨歩氏と清水有高氏が「いや～分らんなあ」とか言って始まったが、ネットで観光地の画像を見たり、記事を読んだりしているうちに推察して、最後は「自民党員へのアピール」という結論に達する。
これを事前に打ち合わせしたとは思えない会話の中でやってみせるのだから、見ていて面白くないわけがない。
彼らが自身の調査力と推察力を、約1時間のライブ番組で存分に見せられるのだ。
使っている道具はネットのみ。この道具さえあれば、ぼくらは1時間で世の中のひとつの疑問に対する真実に近づくことができるのだ、という事実を知れば、世の中は良くなっていくに違いない、という彼らの信念が根底にある。
