大阪の変な選挙が終わったと思ったら、今度はアメリカ大統領選挙だ。
なんのかんの言って、トランプはオバマのように国外で戦争をしていない。戦争することがアメリカにとってよいことではない、と主張する最近にはいない大統領なのだ。
世界中のマスコミを敵に回して、「マスコミを信じるな！」と吹聴してきたから、マスコミから叩かれてもなんとも思っていない。だから、好き勝手なことをする。
やっかいな大統領だ。アメリカでコロナの拡散がこんなに進んでしまったのはトランプの責任が大きいと思うし、国内で分断を進めたのも事実だと思う。
たぶん弱者のことを本当に考えていないんだろうが、ではバイデンが弱者のことを本気で考えているかといえば、考えているふりをするだけのような気がする。ぼくには、リベラルな民主党支持者とは、弱者のことを考えているふりをする人たちの集まりにしか見えないし、弱者とはじつは共和党支持者に多いのだろうから、バイデンに勝ってほしいとも思わない。
都会は民主党、田舎は共和党、という構図が明確にある以上、大統領選とはもうどちらが人口が多いか、という問題でしかないように思う。（今後も、都会に人口が集中する傾向があるなら、もう共和党は勝てないんじゃないだろうか。）
アメリカは、なんだか未来が見えない。
