朝、東山七条の三十三間堂からスタートして、清水寺、二寧坂、知恩院、平安神宮、哲学の道、法然院、銀閣寺、京都大学というコースで、18000歩を歩く。
陽向は途中で暑さのためか鼻血を出したけれど、結局、「もう歩けない」と言ったのは妻の方。
夜は、鴨川の納涼床。学生時代は憧れの場所だったけれど、今は若者が愉しめる場所になったようだ。
白鷺がすぐ横で魚を捕っていた。
さて、三十三間堂の千の仏像に向き合う時間は、なんとも素晴らしい。
空間がつくられて、仏像が置かれるのではない。仏像によって、成り立つ空間。
どのような美術館でも、ここまで展示物が空間そのものである場所はない。
2日前のKZ邸の引き渡しのときにKZ先生がおっしゃっていた「子供も押し黙ってしまう空間」だ。