gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

夜光のような輝き 2

scene7


ふりかえれば

通ってきた暗闇は無限な天体のように魅惑的であり

そのすぐ裏側に光を讃える

月は内部と外部を分ける境界

群衆の熱狂は暗闇のすぐ裏側にある

 


scene8


月の光の螺旋を上り

 


scene9


まばゆく白い光の中へ

 

 

scene10


光の世界は一瞬に過ぎないが

 

 

scene11


その記憶が歴史となって残る

 

 

scene12


・・・・・

 

また境界を越えて、光の世界から暗闇へ

気がつけば、また一人で長いトンネルを歩いている

 

これが最後かもしれない、という覚悟が

神にすら挑めというごとく、

いよいよ夜光のような輝きを増していく