gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

フェルッチョ・ランボルギーニ

ランボルギーニ創始者フェルッチョ・ランボルギーニは、1963年の設立から1974年にすべての株を手放すまで、自分の高い理想の車を実現することだけに情熱を注ぎながら時代を駆け抜けた。

 

「当時ランボルギーニは、他の自動車会社のデザインや哲学を超えた、過剰のシンボルとして世界レベルで認識されていた。合理的で一般受けするような普通の車を作ったところで、自社のカラーの反映にはつながらず、また期待を裏切る結果になってしまう。」(ランボルギーニのHPより)

 

当初から斬新な車をつくり続けた彼は、いわゆる「売れる車」をつくることが許されなくなったのだ。彼が去った後も会社は生き続けたが、今もランボルギーニを代表するミウラとカウンタックは、彼の時代につくられた車だ。

 

子供の頃のぼくもこの2つの車に強烈に憧れて、その後、この二つを超える車は出ていないと思っている。

 

その後、ランボルギーニアウディの傘下に入り、ライバルのフェラーリフィアットの傘下に入る。

 

大衆車の会社が業績的にはスーパーカーの会社を凌駕するのを現実だと考えるべきか?

 

フェルッチョ・ランボルギーニスーパーカーだけで成立する会社を求めたのではないか?