1970年代後半のスーパーカー・ブームで熱狂した少年のひとりだったぼくは、半世紀近く経った今でもそう思っている
フェラーリを超す車をつくってやろうとトラクターの会社の社長フェルッチオ・ランボルギーニがスーパーカーと言えば、カウンタックだ
1970年代後半のスーパーカー・ブームで熱狂した少年のひとりだったぼくは、半世紀近く経った今でもそう思う
フェラーリを超す車をつくってやろうとトラクターの会社の社長フェルッチオ・ランボルギーニが1963年に会社を興してから、たったの10年後にたどり着いた頂点ともいうべき車だ
フェラーリの流麗さに対し、ランボルギーニはダイナミックさ、力強さを前面に押し出す
フェラーリは車体よりも周囲を流れる空気をデザインするが、ランボルギーニはマシン自体のインパクトが強い
例えば、カウンタックのリアの2Dデザインは、それ自体が一点パースになっており、止まっている姿を後ろから見ているだけなのに、前方へすさまじいスピードで走る姿が重なってしまう
そんな車が他にあるだろうか?