gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

満州の歴史

森に覆われた大地が、20年や30年のうちに一面の大豆畑に変えられた。

 

大日本帝国がこれを満州で始めた。

 

今、アマゾンの森で起こっていることと同じだ。

 

20世紀に始まったこの変化は、現在に至っても止まらず、地球の自然を破壊し続けている。

 

満州の歴史は、グローバルに拡大した資本主義の起源とも言える。

 

現在も、そのときと同じ論理によって、世界は悪循環を止めることができずにいる。

 

何が根本的な問題なのか?

 

満州暴走 隠された構造」の著者・安富歩氏は、日本の「立場主義」にそれを見出している。

 

「立場主義」とは、ぼくが書いている「とりかえのきく世界」をつくり出しているものでもある。人はその中では、機械の部品にすぎないのだ。

 

そんなこと、やらなければよいのだ。と思うのに必死でやっているのを、ぼくたちはどうやったら止めることができるか?

 

もちろん、日本だけの問題ではない。