妻は服が好きで、ネットで服を買っては、飽きたり似合わないものを売ることを繰り返している。
最近は、ファッションチャリティプロジェクト(FCP)というサイトで寄附をすることも多いが、そのサイトの仕組みに感心した。
ページを見てみると、10くらいのNPO法人が紹介してあり、その中から寄付金が行く先を選べる。そして、FCPへ服を送り、それがサイトで売れた場合は、その金額全額が選んだNPOへ寄付される。
さらに、服を寄付した者は、寄付金控除を受けることができ、売れた金額の約50%が返ってくる。人助けをして、お金も手にすることができるのだ。
そして、そのサイトで服を買う者もまた、好きな服を買いつつ、それが人助けにもなるのであれば、と購入する。
NPOは、FCPへ40%の販売手数料を支払うが、NPOの活動によって得られたお金ではないから、これも無理がない。
だれもが得をした気分になれるシステムになっている。
これが全体の動きとして世界をよくする方向へ作用するならば、すばらしい。