人間がつくるシステムは、所詮とりかえのきく世界に属するもののみなのだろうか?
公平性を保つために、どんな人間にも同じルールを適用する、という事象は、すでに不公平性を孕んでいる。
人それぞれの特性によって、ルールの妥当性が大きく異なる場合が多いからだ。
今行われている教育とは、どんなルールにも対応できる人間づくりを目標に置いている。
人それぞれの特性、つまり、人のかけがえのなさを尊重する社会をつくるためには、逆のことが必要になる。
とりかえのきかないシステムとは、なんだろう?自然そのものではないのか?
ぼくらの「創造性の連鎖」のシステムは、その一例だと思っている。