茅場町のHacoa Villageで、Greficaの国分さんが講演されたので、聴講してきた。
国分さんのアクティブな活動の背景には、反対の、ひきこもりの時期があることを知ることができた。トンネルを抜けた人は、強い。
興味深かったのは、植物と会話ができる、ということ。自分と同等以上の存在として対象に接するときに、はじめて何ものかが立ち現れる。
インスタレーションの千田泰広さんが、かつて「今日は、1週間ぶりに帰って来たんですが、朝久しぶりにこの作品を見たら、弱っているなあ、って感じたんです。まるで、水遣りを忘れた植物のように。それで、今日一日いろいろと手をかけてあげたら、少しずつ元気を取り戻しました。」と言ったように、ぼくも空間に生命を感じ取ることがある。
例えば、Pizzeria da Marcoは、生きている。
耳をすませば、空間の息遣いが聴こえてくる。