2018-04-11 また来たくなる店 プロジェクト 2018.4 ラーメンを食べると、舌にその記憶が刻まれて、しばらくするとまた食べたくなる種類の味がある。店の空間も同じで、また訪れたくなる空間というものがある、と確信している。空間には両義性が必要で、ひとつは包み込まれるような親密感、そして、言葉でいえばその逆の、突き放されるような疎外感。それが両立している空間だ。音楽にもそんなところがあって、ぼくにそっぽを向いているような曲の方が、耳に残る。そう思いませんか?