gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

また来たくなる店

ラーメンを食べると、舌にその記憶が刻まれて、しばらくするとまた食べたくなる種類の味がある。

店の空間も同じで、また訪れたくなる空間というものがある、と確信している。

空間には両義性が必要で、ひとつは包み込まれるような親密感、そして、言葉でいえばその逆の、突き放されるような疎外感。

それが両立している空間だ。

音楽にもそんなところがあって、ぼくにそっぽを向いているような曲の方が、耳に残る。

そう思いませんか?