2017-07-22 映画 あん 映画 2017.7 2015年。河瀬直美監督。樹木希林は、なぜこんなに複雑なのだろう。人の目を惹きつけるのは、そこに何かしらの発見があるからだろう。見ていて、心地よい。それは「汚しうる美」に近いのかもしれない。万物に魂が宿る、というアニミズムの視線を持つ人は、生き生きとしているし、孤独であることがない。なにより、人生を愉しんでいる。この映画は、永瀬正敏演じる主人公が、その視線を獲得するまでを描いた、と言えるだろう。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場