2014-11-02 ソクラテス 考察 2014.11 ソクラテスがこだわったのは、一対一の関係性である。アゴラ(広場)で外国人・女性・奴隷に対して、一人ずつに向かい合って問答し、各人が公人でも私人でもない自己であることの自覚を促した。ソクラテスの問答法は、相手を自己撞着に追い込むが、その結果、自覚に達するとは限らず、拳骨で殴られたり、髪の毛を引っ張られたり、足蹴にされたりしたが、これらすべてのことにじっと我慢して耐えた、という。結果として、ソクラテスは死刑に追い込まれる。そのような人生が何度も反復されて、現在があるにちがいない。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← 五感に働きかける店舗内装デザイン:マテリアルス← 未来の町並みをつくるファサードデザイン:GFファサード&サイン