グリッドフレームのクライアントのタイプは様々だが、共通するのは、店舗を運営されるにあたって、質の高い空間が必要と考えておられる、ということだ。
質の高い、と言っても一概に、お金をかける、という意味ではない。カスタマーに店舗全体に流れる空気を気に入っていただくための工夫をする、ということで、すなわちそこで働くスタッフも含めて、そこにいる人間が魅力的に見える、ということだ。
このような空気をつくるのが、よいお店をつくる、ということだ。
クライアントとは、向き合うのではなく、同じ方向を向く。大切なのは、必ずしもクライアント自身の好みを反映させることではなく、お店を成功させることだからだ。
そのためには、何でもお話していただくことが必要だ。そのような関係を築くことができれば、ポテンシャルの高い空間をつくることを約束する自信がある。
時代を取り巻く状況は、年々厳しくなっている、と言われている。飲食店も美容室も、新規出店から5年後には80%が撤退しているのが現状らしい。
その中で、グリッドフレームのつくるお店は撤退率が著しく低い。美容室などは今まで数十店舗をつくらせていただいて、撤退率ゼロである。
それはもともと意識の高いクライアントが来てくださっているから、ということももちろんあると思う。
挑戦したい、という意識の高いクライアントと、私たちが同じ方向を向いて空間を挑戦的につくる。それが、お店の成功につながっているのだ、と思う。
だから、大船に乗ったつもりでいてください、なんて決して言わない。挑戦するクライアントのみが現在の荒波を乗り切って進むことができるのだから。
グリッドフレームは、感性という魔力で、そのお手伝いをさせていただくだけだ。