新しいオフィスへの移転のため、自分の椅子を探している。
働くことと椅子の関係は深い。どのような椅子がもっとも働きやすいのだろうか。
長時間座っているから、楽な椅子を選ぶ、という人がいる。しかし、ぼくは楽すぎると眠くなってしまう。
だから、楽な椅子を選択肢から外すことにした。
そもそも「座る」という行為は、働くために必須なのだろうか。
電車に乗って本を読みたかったら、ぼくは座らないことにしている。座るときは、一眠りしたいときだ。
メモ程度の書き仕事や、短いミーティングは、立ったままの方が効率がよいのではないだろうか。
立ったままであれば、多少体を動かしながら仕事をするのもよい。ものを考える仕事なら、歩き回る方がよい考えが浮かぶ場合もある。
机を高くして、ハイチェアというか、腰掛のバーを横に流せば、ササッと仕事をしたいときは、そこで十分。立ったり、ちょっと腰掛けたり、動きながら仕事をする。
じっくりと腰を落ち着けて、ゆっくりやりたい仕事は低い机でやる。でも、椅子は硬くて小さなものでよい。背もたれは直立に近い、姿勢よく座れるものがよい。
そして、疲れたらソファに移って休憩。
この3箇所を、行ったりきたりしながら、仕事を進める。
うん、イメージができてきた。