gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

ありうること

「絶対にあること」「普通はあること」そして、「普通はまずないが、ありうること」。

未来を見るとき、ふつう人は、前の二つについて検討する。

しかし、転じて、過去を見るとき、「普通はまずないが、ありうること」の集積によって、自分の現在はつくられたことに気がつく。

だから、予想する明日の自分と、実際の明日の自分との誤差によって、人はつくられていくのだ。

重要なのはむしろ、「ありうること」の方だ。

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