2012-10-29 夢 雑記 2012.10 夢はなんですか?と聞かれることがある。目的と呼ばず、夢と呼ぶのを、例えば、村上龍は否定する。だが、輪郭をぼかした夢というものを、漠然と持てるとすれば、それも大きな幸福だと思う。例えば、種をまく人は、漠然と広がっていく森を夢と呼ぶだろう。おそらくそれを目的とは呼ばない。だが、もし、種をまくことが確実にそこへ近づいていく行為であり、遅速の違いを問題としないことならば、その夢は社会をよくするはずだ。私は、そんなふうに夢を持ちたい。 ← グリッドフレームのHPはこちらです