gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

U君からの電話

10年以上前に、グリッドフレームで一緒に仕事をしたU君に聞きたいことがあって電話をしたら、折り返しの電話がかかってきた。

U君は現在、大阪の内装会社の部長を務めている。年は私より一回り若い。

用件を話した後、彼が「ひとこと言いたいことがあって・・・」

私「何?」

U君「僕、今年35になったんですよ。35って僕が大学卒業したばかりでグリッドフレームに居させてもらってたときの001さんの歳ですよね。」

私「ああ、そうやね。」

U君「あのとき、35歳の001さん捕まえて、偉そうなことたくさん言うてたなあ、と思って。今、僕が23歳にあんなこと言われたら、確実にどついてますわ。(笑)」

私「そうか?でも、オレも30過ぎまで学生やっとったから、別に社会人としてはおんなじようなモンやったよ。」

U君「謝らなあかんな、と思って。」

私「以前は『謝れ!』って言われたような気がする。(笑)」

U君「いや、いや、いや、いや・・・(苦笑)」

私「人生は積み重ね、って考えたら、歳食ってるほうが偉いかもしれんけど、オレのやってることは、あんまり積み重ねって関係ないんよ。いつも新しいことを考えんといかんから、いつも真っ白やからね。だから、生意気とか、そんなん思ったことないよ。みんな必死やったから、今こうして生きてられる。」

・・・こんな会話ができる相手がいることに感謝している。

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