2012-03-04 考える人 日々の発見 2012.3 現場の職人さんで日頃から哲学の本を読まれている方がいらっしゃる。もちろん、そのような方がいて当然である。陽に焼けた顔やねじり鉢巻きや汚れたニッカポッカと、哲学の本のイメージがつながらないとしても、それは世間によって勝手につくり上げられたものに過ぎない。今日、偶然そのような方を見かけた。無愛想なその人が何を考えているか、なんて私に想像できっこない。そんな当然のことに出会って、うれしくなっている自分がいる。世の中の片隅で、しっかりと世の中を見つめながら未来を考える人が、きっと無数にいる。 ← グリッドフレームのHPはこちらです