gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

子供のエネルギー

陽向が通う保育園の子供たちの写真を見ながらつくづく思うのは、子供の魅力は写真では伝わらない、ということだ。

大人には生きる世界に目に見えない境界がたくさんあるが、小さな子供にはそれが存在しない。自由に境界を越えてくる。

視線もその一つだ。興味があるものに目を向け、そうでないものには一瞥もくれない。人間の中味が、エネルギーがそのまま外に表れる。

それはときに大人の世界よりも残酷だったりする。子供は決してかわいいだけではない。ある意味で、大人は避けて通るような、自分の現実と真剣に闘っている。

子供を見ることは、そんなエネルギーを見ることだ。それを命と呼ぶのかもしれない。そして、写真ではそれは伝わらない。

グリッドフレームのHPへ ← グリッドフレームのHPはこちらです