gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

鉢呂経産大臣の辞任

そもそも政治家の仕事とはなんだろう?国民はすでに分からなくなっているだろう。

しゃべることは政治家の仕事の中でも大きな部分を占めるだろうが、失言ひとつで辞任しなければならない世の中で、思ったことを正直に言葉にできるだろうか?その人の実力を発揮できるだろうか?

国民は、政治家は聖人であるべきだと思っているのだろうか?私は、表面上、政治家は悪人でも構わないと思う。要は、社会のためによかれと思われるゴールを定めることができて、そこへ到達できるかどうか、が問題だ。その能力を持っているかどうかが政治家の価値だと思う。

水面下に人脈があり、普通の人では到達できないゴールを、到達可能にする手腕は、聖人であることとは無関係といってもよいかもしれない。まずは、仕事をしてもらおう。


例えば、現代の人は「高慢」を極端に嫌う。だが、偉人と呼ばれる人間で、高慢な部分を持たなかった人の方が少なかったのではないだろうか。高慢は誉められたことではないが、だからと言って、その言動によってその人の能力を骨抜きにするほどの罪ではない、と思う。

もっと言えば、高慢になれる理由を持っている人は、高慢くらいでちょうどよい。それくらい寛容でなければ、この沈滞化した社会は動いていかないだろう。

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