物件調査の依頼で茨城県・波崎へ行ってきた。日曜なので、陽向を連れてのゆっくりモード。
調査後に、波崎の海へ。陽向にとっては3度目の海。結構、大人っぽい表情で水平線を見つめる。
銚子から波崎にかけて、風力発電の風車をたくさん見かける。写真の通り、海辺にも1台。陽向は動くものが大好きなので、しきりに指を差す。
茨城も震災の被害を受けている。北隣の福島が深刻な原発被害を受けたことを考えると、風車を見てなんとなくホッとするところがある。安全の象徴的な存在になっているのかもしれない。
おそらく景観的には、好き嫌いが分かれるだろう。私も微妙なところで眺めている。スケールが大きいため、存在感がありすぎる。宗教的なものを感じさせるくらいだ。
見方によっては美しくもある。だが、このようなスケールの大きい構造物が、突如、生活の場に出現したら、どう思うだろう?景観は、そこで生活を営む人たちへ潜在的に与える影響が大きいことを考えると、もっとその姿について議論されてもよいのではないだろうか。