gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

平手打ち

私が自転車で走った内モンゴルの草原は中国領内である。ある町にたどり着いたときに、宿泊所へ中国人の新聞記者が取材に来た。

筆談で話ができるのは便利だ。彼は、ひとしきり自分の旅の目的などを聞いた後に、戦時中に何某という日本軍の軍人がこの町で中国人をかばって射殺された、と語ってくれた。

ちょっとしんみりした空気になった後、いきなり笑顔で私の太ももをパーンと平手打ちした。がんばって漕いで行け、ということだろう。

今もあの平手打ちを思い出すと何故か元気が出てくる。

アントニオ猪木の「闘魂ビンタ」に似ている・・・)

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