gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

ここで会ったが百年目

昨日のブログに書いたチュニジアの旅行会社のオヤジのように、出会ったときから自分だけに対する相手の悪意を感じ取ってしまうことが、そういえば人生の中で何度かあったような気がする。

まさに天敵に出会ったような感じだ。そのような人間に出会うと、前世というものがあったのかも、と考えざるを得ない。きっと、お互いの前世でも、こんな感じで登場したんだろう。そんな人間が現世では、わざわざ遠いチュニジアにセットされていたりするわけで、人生は実によくできている。

そんなふうに考えると、その天敵にまた会いたくなるくらいだから不思議だ。

映画「スラムドッグ$ミリオネア」のように、人生のよい思い出も悪い思い出も何か別の力によって、予めセットされていたのだ、という視点にリアリティを感じるときが、人間にはある。