感光紙にスライドプロジェクターで投影してつくったバッファロー旧工業地帯の鉄橋下からの写真。
私がアメリカで3年半生活した町だ。
冬の寒さは半端ではない。マイナス40℃を記録したこともある。
かつては鉄工場などで栄え、水運、鉄道貨物の中継地点としても有名だったが、私が住んだ1990年代はその残骸が散らばっているだけだった。
全米有数の犯罪率の地域があるかと思えば、そのすぐ近くには全米有数の安全な地域がある。貧富の差が大きい。
ぬるくない町である。
そのぬるくない空気を青い感光紙はよく伝えてくれる。