gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

閉店セール

仕事で池袋に行く機会が増えている。いつも通る靴屋は、つい最近まで閉店セールをやっていたと思ったら、今は決算セールである。

元々、資本力のある大型チェーン店だから、「閉店」という言葉自体、疑わしかったが、案の定である。でも、これってやっていいことなんだろうか?

まあ、もちろんウソはまずい。しかし、「売る」という行為は買い手の気持ちを盛り上げることで成立することだ。このようなセールによって街自体が活気づいて見える、とすれば、その意味では、多少のウソはOK、というのが社会の共通認識なのかもしれない。「したたか」であるということは、トータルではポジティブに語られることが多い世の中である。

そういえば、私はものを買わない。私のような人間が増えたら、日本の経済は壊滅状態になるだろう。そんな人間がどうのこうの言うべきではないのだろう。