gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

頑張ってる人

最近、22時ごろ、外苑の周回道路へジョギングに出かける。

当然、左回りする人と、右回りする人がいるが、ほとんど人によって決まっているようで、右回りの人はいつも右回りだ。ちなみに私は左回り。

右回りの人とすれ違う場合、もしも、同じ速度で走っていたら、ちょうど半周後にもう一度すれ違うことになる。負けず嫌いの私は半周を超えてすれ違うことに情熱を燃やす。知らんぷりの顔をしながら、実は思い切り意識しているのである。

すれ違う人には、お年寄りのご夫婦がいるし、外国人のお兄ちゃんがいるし、キャピキャピのお姉ちゃんがいる。誰もが一生懸命である。キャピキャピのお姉ちゃんなんて、フォームはガタガタであるにもかかわらず、ものすごい勢いで走ってくるから、気を抜くと半周よりも手前で再会することもあるくらいだ。すげえ、ただ者ではない。

一日に一回、頑張っている人に出会うと、明日も頑張るぞ、というエネルギーをもらう。頑張ることは、ただそれだけで社会のためになっている、ということだ。