このときのオーロラは動きが速かったのでした。空から襲いかかってくるようでした。
・・・ふと私にはいろんなものが怪獣に見えることに、ブログを書き始めてから気づいた。ウルトラマン世代だからだろうか。
私の尊敬するアメリカの大学教授が、「日本人の怪獣好きは、世界のミニチュアをつくる箱庭の文化の変容したものだ」といっておられた。では、私が日本人ゆえにいろんなものが怪獣に見えるのだろうか。
箱庭の文化。狭い空間に世界を取り込もうとする文化は今の日本にも生きているだろうか?
限られた空間に理論的に世界を構成しようとする西洋の文化と比べると、なんともユルイ文化、という印象をまぬがれない。しかし、これでいいのだ。これが日本だ。
話が日本論になったが、写真はアラスカだ。