鋸南町のSOTOCHIKU&89(通称:パクチー銀行)で出会った方々が表参道のSOTOCHIKUショールーム訪れてくださった。
このようなお仕事に関わられたそうだ。
この「もののけ祭り」の世界は、ぼくが実現したい世界に近い。
自分がそこにいるという実在感と、外側から自分を見つめる冷静さを行ったり来たりできることが、自分という存在の理想的な在り方ではないか?
ぼくはそのような空間に20代の頃、アメリカ・バッファローのスクラップヤードで模型の素材を探しているときに遭遇した。
だれもがそう感じるはずはない。ぼくがそこで素材を探していたことが主要な条件のひとつとしてあるだろう。
しかし、浮浪者から貴婦人まで誰が入ってきても不自然ではない空間、とぼくが感じた感覚は今も新鮮によみがえる。
「もののけ祭り」の映像世界の感覚は、ぼくにスクラップヤードを思い起こさせる。
これがぼくがつくりたい空間と密接に関係することは間違いないだろう。