gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

起承転結

4コマ漫画の内容は、数十年経っても意外と憶えているものだ。

 

例えば、子供の頃に読んだ「がんばれタブチくん」で、大平首相の国会答弁のシーンがあって、大平首相が小さな声で「ごにょごにょごにょごにょ・・・」と喋っているのを議長が「もっと大きな声で」と注意すると、大きな声で「ゴニョゴニョゴニョゴニョ!」と叫んだ、というものがあって、友達とともに大いに笑ったのを憶えている。

 

短い中で、どれだけの本質的なものを心に残るように表すことができるか?この命題は、俳句や短歌にも似ている。

 

起承転結の基本ルールは、守られているものもあれば、全く無視されているものもある。しかし、その基本ルールがあることによって、つくり方を学ぶことができる。

 

学ぶ、とはそんなシンプルなルールを身に着けることだろう。あとは、自分で生み出せばいい。