gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

陽向への視線

体調が良くなって、陽向は脳が活発に動くようになり、認識する範囲がずいぶん広がってきた。

 

それとともに、傍から見ると不思議に見える行動も増えてきて、そんな行動は往々にして周囲を困惑させる。

 

その好奇心は、時として周囲の制止も効かないほどで、一緒にいるとヒヤヒヤする。

 

小学生であれば許されることも、中学生では許されなくなっている。

 

本人のエネルギーが高いからこそ起こるいろんな問題に対して、人によって送る視線もさまざまだ。

 

本人は問題が起こる度に、「ストレスを感じて」とその理由を説明する。ならば、ストレスを感じさせない、愉しい空気をつくればいい。

 

ぼくはずっと彼の父親としてではなく、彼の友達として接したい、と言ってきた。一緒に愉しむために、一緒にいるのだ。大事なのは、彼のメリットと自分のメリットを両立させることだ。自分が愉しくなければ、一緒にいるべきではない。

 

なんとかこの時期を無事乗り切れたら、彼のみならず、ぼくらも成長できると確信している。