無限のかなたへ広がるたっぷりとした暗闇の中で
永遠とも思われる時間を
ずっと守られて過ごしてきた君たちは
まだ明るい世界へ飛び出してきたばかりだ
明るい世界にすっかり慣れてしまったぼくたち大人は
暗闇にいつのまにか蓋をしてしまったけれど
君たちは暗闇がいつだって、すぐ側にあることを知っていて
友達のように行ったり来たりしては
ぼくをハラハラさせるんだ
でも本当はぼくにも感じられる
君たちが贈り物(present)として今ここ(present)にあるように
その無限の世界からぼくがやってきたということを