例えば、studio COOCAでつくられるアート作品は、知的に障害がある方によって描かれたものだが、作品を描こうとして描かれたものではなかったりする。
それをスタッフの方が作品に仕上げる。そこには、目的のズレが生じている。
売るために描かれていない、ということが、買いたくなる理由ではないだろうか?
出会いとは仕組まれていないものを言う。最初から仕組まれているものは出会いとは呼ばない。街にあふれるほとんどの商品は、出会いと呼ぶに値しない。
だが、目的がズレたものとは、出会いと呼ぶにふさわしい。
これは、SOTOCHIKU素材も共通している。