ぼくたちのHPを見て、読んで、理解してくださったとしても、空間の依頼主がアートを求めているとは限らない。
もちろん、最初からぼくらにアートを期待してくださる方もたくさんいらっしゃるが、全く求められていないことだってある。
しかし、だからといって、単にビジネス的な応答をしては、ぼくらのモチベーションは保たれない。そして、そんなことをしていてはぼくらの存在意義はなく、ビジネスの匂いにまみれた「新自由主義」の世界はよくならないままだ。
ということで、今後ぼくらは空気を読みすぎないようにやっていく。
ビジネスの依頼をアートで応える。これが正しいやり方だろう。そう、ぼくや久保が学んだアメリカでの建築学は、元々アートとサイエンスの両方にまたがっている。つまりは両方の要素がなければ、建築自体の存在意義が危ういのだ。
「ビジネスの依頼はアートで応える。アートの依頼はアートで応える。」
「お前のものはオレのもの。オレのものはオレのもの。」っていうジャイアンみたいだけど。