gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

映画 セッション

2014年。デミアン・チャゼル監督。アメリカ。


潰されても、立ち上がる。本当の才能は、そのようにして、日の目を見るようになるのか?

潰すことが仕事である、との自覚のもとに、過酷な指導を続ける師。


そのエネルギーが凄まじい。


それを跳ね返そうと、食らいつく主人公のエネルギーは、さらにそれを上回らねば、克服できない。


何事も、同じかもしれない。


克服し続けなければ、達成できないことがある。


そのネガティブなエネルギーが強いほど、ポジティブなエネルギーも強くなろうとする。

後は、どちらが強いか、だ。


ぼくは他人に「GOOD JOB」と簡単に言ってしまう方だが、それは相手の本気が伝わってくることがそれだけ少ないからだ、と思う。


そして、本気ばかりに囲まれて生活することは、かえって自分を見失ってしまうことにも繋がる。広さを失ってしまうのだ。


現実が一番の師ではないか、と思う。


生きることは甘くない。その自覚が一番、人を育てる。



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