2017-04-30 燕子花 雑記 2017.4 かきつばた、と読む。花菖蒲やアヤメとの差異がわからなかったけれど、根津美術館で展示中の尾形光琳の屏風絵とそこの池に咲く燕子花を見て、ネットで調べて自分も見分けることができるようになった。便利な時代だ。けれど、これほどに似ている花を別名にする必要性はどこにあるのだろう、という素朴な疑問も浮かぶ。ぼくが小学一年のときに、家族で太宰府へ行き、池に咲く菖蒲の絵を描いたことを思い出す。その場の匂いとともに甦る。思い出せば、どんな思い出もつい最近のように感じられるのは、なぜだろう。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場