小学校で陽向の発表会があって、彼が演技するのを妻が見てきた。
演技がうまくなるには、他人の「ものまね」をするとよい、とだれかが書いていた。
学ぶという言葉は、マネブから来たらしいから、それは何にでも当てはまるだろうけれど、ある意味、演技というのはイコール真似をすることなのかもしれない。
そして、上手、下手については、ひょっとしたら、下手な方がオリジナル感が出て、よい役者と言われることになるのかもしれない。
そんな逆説的なことが、実は何にでも当てはまる。
どうしても、修正できないところに、いつもその人自身があるのだから。