gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2017.3

つくることに関わる時間

アーティストの千田泰広さんによると、彼は一日のほぼ100%の時間を、つくる時間にあてている、とのこと。ぼくは、半分もあてることができない。会社をやっている、ということの、根本的な問題は、ここにあるのかもしれない。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗…

計算問題

陽向が何やら紙に書き始めたと思ったら、ぼくへの計算問題だった。「車が5だいとまっています。6だいでていきました。のこりはなんだいでしょう。」小学1年の最後に、おいおい、これはなぞかけですか? ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレ…

行動範囲

動きながら考えるタイプの人は、きっと行動範囲が広いのだろうね。海外には、そんなタイプの人が多いような気がする。ぼくは、動いているときは、あまり考えることができない。だから、動いているときは受動的に時を過ごす。そして、立ち止まって、動いてい…

ブラックホール

ブラックホールの質量は、1立方センチで5億トン以上だという。とりあえず角砂糖を持ち上げようとしてもどうにもならない自分を想像するけれど、そんなことですむわけがないだろう。光も脱出できない、とはいかなる世界か。吸収力の極致の姿を想像してみる…

理想の世界から考える

こんな世界になればいいなあ、という思いをもって、それに向かってちょっとでも近づくように今日を生きる。今日の終わりに、昨日よりも近づいたかどうか、思い返してみる。その繰り返しの中を生きる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム…

紙飛行機

陽向が「365日の紙飛行機」というAKB48のうたを口ずさむ。紙飛行機の魅力は、一瞬でつくって、自分には到達できないところへ飛ばせる、というイメージ。つくったものが飛ばなくっても、つくろうとイメージしたところで、もう飛んでいる。だから、365日…

整理

机の周りを片付けしたら、一日やっても終わらなかった。整理して、毎日、毎週、毎月、決めたことをやる。草木に水をやるように。そこから自由が生まれてくる。そんな感じ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつ…

漢字検定

陽向の初めての検定試験。「合格おめでとう!うれしい?」と聞くと、「うーん、何がうれしいのかわかんない」という答え。うーん、何がうれしいのかわかんないのがわかんない。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しなが…

遠隔操作用カメラ

昨年末に陽向の留守番用に買った遠隔操作用カメラが、なんと誰も操作していないのに動き回っている。中国製で、パスワード設定が怪しいというレビューがあったが、まさに第三者が覗いているのだと考えると戦慄を覚える。早速、電源を切ったが、このままでよ…

洋服づくり

妻は、洋服づくりが好きだ。買った服を、自分の好みにつくり替えて、唯一無二のものにする。それをほんの数時間でやってのける。ひとつの洗練された実益を兼ねた趣味といっていい。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験し…

毎日続けること

毎日続けること、毎週続けること、毎月続けること、毎年続けること、・・・いかに最小限にこれらを設定し、実行できるか?タイムスケジュールに落して、確実に行っていく。これが大事。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験し…

スワイプ

いまさらの話だけれど、スマホを触る心地よさは、スワイプする心地よさなんだろう。片手で持ちながらスワイプしながら情報を得て、もう一方の手でコーヒーを飲む。グリッドフレームのHPが、ようやくそんなページに変わる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイ…

強さ

self esteem(自尊心)は、人間の強さの根源だろう。これが軸となって、ぶれない人間ができる。揺さぶられることはよいことで、それを繰り返すことで軸がより強固になっていく。根が張っていく。会社もそうだ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッ…

仮囲い

家の目の前に43階建ての高層マンションが建っている。玄関を出ると、まず仮囲いの壁が目に入る状態が2年ほど続いている。そんな毎日が、永遠に続くような気分になるが、その向こうには建設中のビルがどんどん背を高くしていく。 ← 創造性の連鎖でつくる店…

愉しんでいる人

ランニングをしながら、自分は愉しんでいるのか、と問いかける。愉しんでいるならば、伸びしろがある。スピードも距離も。前を走る人を追い越そうと思ったり、ついていこうと思ったり、臨機応変な対応が可能になる。愉しんでいないならば、ただじっと耐える…

映画 ガッジョディーロ

1997年。トニー・ガトリフ監督。ルーマニアのロマの村をフランス人青年が訪れる。差別を受ける人間たち。喜びや悲しみをストレートに表現する人間たち。音楽や踊りは、そんなところから必然として生まれてくる。彼らの現状はあまりにも不幸と言えるかも…

神社

「乃木神社の前で、陽向の病気が治りますように、ってお祈りして行くからね。」そう言ってインフルエンザで学校を休んでいる陽向を残して家を出る。そして、乃木神社の前で立ち止まり、お祈りをしてみる。耳を澄ます。なんとなく、明日の朝は治っている、と…

接続詞

二つの事項が、「しかし」でつながるのか、「そして」でつながるのか?1.この犬はとても凶暴だ。しかし、とても美しい容姿をしている。2.この犬はとても凶暴だ。そして、とても美しい容姿をしている。ネガティブな事項とポジティブな事項を並列でつなぐ…

3月のインフルエンザ

春が来たというのに、陽向はインフルエンザ。もう大丈夫だ、と思った後の一撃は、ちょっと痛い。2年前までは、家族で全滅だったけれど、今年は油断をしない見本をきっちりと見せてやろう。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで…

自転車レース

大学生の自転車レースにたまたま出くわして、陽向と長時間見てきた。曲がり角で見ていたら、内側すれすれを自転車の集団が猛スピードで通るので、自転車までの距離が30センチしかなく、競技者の息遣いがはっきりと感じられた。危険を感じるくらいの近さで、…

他人の欲しいもの

陽向が小学校のダンス部として港区のイベントのステージで踊るのを見に行った。その後、パントマイマーが風船アートづくりを子供たちの前で披露して、つくったものを子供たちにプレゼントする、というのがあって、陽向も楽しそうに輪に加わっていた。大勢の…

経験を記憶する

陽向が寝る前の、毎晩のお話。最近は、ウルトラマン一家が主人公と決まっている。さて、何の話をしようか、と話の直前に考えるのだが、たとえば、陽向と道の真ん中で出会ったカエルたちが自転車にひかれないように移動したことなど、実際に体験したことを、…

開く

スタッフの募集をかけると、応募してくださるほぼ半数が外国人だ。そんな時代になってきたのだ。これから、外国人は増える一方だろう。気になるのはコミュニケーションだが、外国人に通じないといっても、考えてみれば、日本の若者とさほど変わりはしない。…

陽向の発見

家での食事の前に、いくつかの大皿に盛られた料理を見て、陽向が突然席を立つ。そして、キッチンから大皿の数だけ皿を持ってきて、それぞれの大皿の料理をそれらに移し始める。「これは、おかわり用で〜す」といいながら。そして、キッチンの台にそれらの皿…

ウルトラマンキング

ウルトラマンには体毛がない。けれど、ウルトラマンキングには髭がある。(よく見ると、ウルトラの父にも髭があるがキングほどではない)いくら威厳のある年配のウルトラマンだとしても、生物として想定したときに、この髭には違和感がある。成長過程で、彫…

長期的視野

日々の暮らしに追われながら、長期的な視野を持つことは簡単ではない。多くのアーティストたちは、いつもそのような精神的な闘いの中にあるだろう。逆に、そのような闘いの中にある人をアーティストと呼ぶのかもしれない。そして、長期的な視野を持つ企業の…

境界は外部に属する

内部とは何か? 内部とは「心」なのか?柄谷行人であれば、内部とは「単独性」だというだろうか?ならば、心といっても、削り出された後に残った、もうこれ以上は削れない、個人の核のようなものだといっていいだろう。そして、外部とは「普遍性」ということ…

演技する

小学校で陽向の発表会があって、彼が演技するのを妻が見てきた。演技がうまくなるには、他人の「ものまね」をするとよい、とだれかが書いていた。学ぶという言葉は、マネブから来たらしいから、それは何にでも当てはまるだろうけれど、ある意味、演技という…

外部から見たとき

「意味の変容」という本は、「内部と外部が分かたれたとき、その境界は外部に属する」という前提を立てている。ぼくは、何十回もこの本を読み返したにも関わらず、境界が外部に属することの意味を深く考えてこなかった。境界は外部に属するから、ある対象に…

朝という時間

今日は、2時前に起きてしまった。ちょっと早すぎるけれど、4時間くらいは既に寝ている。とりあえず、乗り切れるだろう。早朝のこの時間が好きだ。ゆっくりと考えなさい、と環境がぼくに語りかける。やるべきことを順番に並べることすら難しい、あわただし…