ウズウズするくらい、つくりたいものがある、ということが、つくることを仕事にする人間の本質的な条件だと思う。
それがあって初めて、クライアントと同じ方向を見たときに、新たな地平が開かれ、クライアントの問いを社会へと投げかけるものにすることができる。
時代がどのように移り変わっても、本質はシンプルでいつも変わらない。
クライアントを筆頭に、プロジェクトに関わった全員が、自分がつくった、と思える空間。そして、店がオープンした後、これから関わっていく人たちも、自分がこの店をつくっていく、と思える空間。
生き生きとした活動がずっと受け継がれていくためには、どんな人の「つくりたい」も実現への道が開かれているべきだ。