太陽光や風力による発電機と蓄電池のセットで、自家発電で生活の必要な電気を全てをまかなえる時代が近づいてきた。
長かった大会社独占の時代も終わりが見えてきている。
強大な力を持つ人々が減ることが、即よいことだとは言えないだろう。
強大な力を持つがゆえに、他者の生活を「守らねばならない」という気持ちも強い、という事実もあっただろうから。
フラットな社会になっていくにつれ、そこに対する不信感が増してきた。
「なんでえ、俺たちとなんら変わらない人間のくせに!偉そうに!」という気持ちのせいだ。
そこは、人類にとってよいことなのか、悪いことなのか、わからない。
他者へ対する責任の観念は、どのように変遷していくのか?
それぞれが自立していく社会が抱える問題はそこにあるだろう。