知識欲は、先天的に与えられるところが大きいのかもしれないと思う。
勉強せざるを得ないから知ることになったことがぼくらの知識の多くを占めている部分があるだろう。
自由を与えられたときに、勉強することを選択する人間は、どのくらいいるのだろうか。
人にブラックボックスがあるからこそ、その部分のプロが存在する。
そのプロたちの中には彼らの生活を守るために、知識を開示しようとしない人たちもいる。
その一方で、なんでも答えてくれるプロもいる。
後者であるべきだ、とは言わない。
けれど、人類にとって知識欲は希少価値だ。
そして、知識欲のないところに明るい未来はない。
それだけは間違いない。