gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

早起きして、本を読んだりして過ごしていると、妻と陽向を起こすためのベルがけたたましく鳴り始めた。

ほとんど非常ベルに近いような音なのだが、もう30分近くも妻と陽向は一向に動く気配がない。

今日に始まったことではない。この人たちは、きっと大地震が来てもぐっすり寝たままだろう。

地震が来たら、とびおきて逃げた方がよいのか、それとも、家から動かない方がよいのか・・・それはケースバイケースだろうが、なんだこの確信に満ちたような眠りの深さは・・・?

呆れて見ているだけだが、実際に地震が来たら、この二人の肝の座りようにつられて、ぼくも家から動かないかもしれない。

なにより、この二人を叩き起こすことがめんどうくさい。

それもいっか・・・。


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