表題の言葉を、クライアントがネガティブな意味で語る。
つまり、ただそこにある、という存在の仕方を越えて、何かと主張してくる存在のある空間の居心地悪さをこう表現されているのだろう。
つくった人の意図がストレートに感じられるのは、よいものではない。
あるべきものがそこにある。それ以上でもそれ以下でもない。
けれど、平凡ではない。そこにいると、心が躍る。そんな空間がいい。
こう書いていくと、なかなか難しいが、例えば、今日、陽向と童謡を聴いていて、「茶摘み」の中の歌詞のこの部分は、「がんばってる感」に通じる居心地の悪さがあると思う。
摘めよ摘め摘め
摘まねばならぬ
摘まにゃ日本の茶にならぬ