2003年。アフガニスタン、日本(NHK)、アイルランド、イラン、オランダ。
タリバン政権下で、女性がどれだけ自由を奪われて生きていたのか、を描く。
これほど社会が無慈悲でいられるのか、と思うが、権力側からの論理のみで国が成り立つ時代には、多かれ少なかれ、どの国にもこのような側面はあったのだろう。
現在のアフガニスタンではどのくらいの国民がSNSなどで世界の情報を得られるのだろうか?
統計の方法が変わったのだろう。40代だった平均寿命もここ数年は60代までのびている。
アフガニスタンも世界経済に取り込まれていくことで、表面的な差別問題は解消されていくだろう。
では、その先に幸福があるのか?ぼくらが真剣に取り組まねばならないのは、その確固たるイメージを確立することだ。