gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

律儀とユーモア

ぼくは、言われたら、ちゃんとその通りにする子供だった。親としては、育てやすいところがあっただろうし、そのような性分だったから、吸収も速かったと思う。

現在は、逆に、誰からも頑固だと言われる。ふつうは律儀にふるまうが、根の部分は他人の言うことをきかない人間になった。

扱いにくいタイプと思われているかもしれない。

陽向は、まだ5才なのに、言うことをすぐにきいてくれない。行動パターンをみると、ひとつひとつの指示に、ユーモアを加えることができたら、はじめて動き始めるようだ。

親としてはやっかいで、例えば、「服を着なさい」といったら、いろんなやりとりの後、ようやく30分後に着始める始末だ。

だが、彼なりの生活を楽しくしたい、という意志がそこには見える。

上から押さえつけるのではなく、一緒にユーモアを生み出して、笑顔で生活していく。

僕たち親の方が、それを求められている。

クリエイティブな生活を探求することをうたうぼくたち夫婦に、彼はその本質を提示し続けてくれているようだ。


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