ボクシング経験者であるクライアントに、「リングに上がる前、怖くないですか?」と訊いた。
「怖い、とは思わないですね。緊張はしますけどね。みんな、死んでもしゃあない、くらいの気持ちで試合してると思います。」
「アドレナリンが出てるんで、試合中殴られても、痛い、とは感じないんですよ。よく新人が、練習で殴られて、痛い、っていうのがいるんですよ。そういう人は、ボクシング向いてない、と思います。」
モードが違う、ということだろう。格闘技には、スイッチのON/OFFを必要とするが、ここまで明確に分かれるのか。