例えば、大酒のみとか、ヘビースモーカーとか、いわゆる「健康」にあまり興味のないように見える人たちは、どんな人なのか、と考える。
たぶん、自分に意志があって、そうしているわけではないだろう。人づきあいや仕事の性質の中で、自然とそうなったのだろう。
つまり、健康とはベクトルが自分へ向いていることを象徴していて、不健康はベクトルが社会へ向いていることを象徴している、と信じられているのかもしれない。
だから、人は不健康を恥じないし、ときには、誇らしげにそれを語ったりする。
「しょうがないよ!」とか言いながら・・・。
そんな人たちのことを、ぼくはどこかで憧れている。