gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

高畠華宵

竹久夢二の方が万人に愛されるのはよく分かる。高畠華宵の描く美男美女はどこか、えぐい。

えぐい、とは美しさの向こうに、醜さが漂っている、ということだろうか。つまり、リアルなのだ。

美少年画を見ていると、美輪明宏の顔に重なってくる。殺しても死なないような迫力に圧倒される感覚。

そう、そこには日本特有のあのはかない感じがないのだ。


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